私vsデニムvs北の坊

勢いに任せて長くなった。

 

先週金曜日頼んでいたデニムのサロペットが届いた。
サロペットなんて更に太って見えるのにね・・・可愛かったのでつい。楽しみに開いてみると。衝撃的に塩素くさい。

喉が痛い。目も痛い。

びっくりしてすぐ洗った。干した。

乾いた。

全く匂い取れない。気持ち悪くなる。

これはダメだ、でも洗っちゃったし交換はできないかもしれない。
ネットショップに問い合わせメール。

月曜日「ホームページの規約にある通りなので返品交換できません」

もう少し長いけど、味もそっけもない文だった。すみませんの一言もなかった。
謝ったら負け文化か?お前テンプレそのまま送っただろう、北の坊(ネットショップ担当者)よ。
洗ってしまった弱みですごすご引き下がってしまった。

もちろんモヤモヤしている。でも自分でできるところまでやってみよう。
多分漂白剤で間違いないと思う。調べてみるとビタミンCで中和できるらしい。

 

ポッカレモンでもいいらしい!
ポッカレモンはうちにある。水に溶いて押し洗いしてみる。

水が真っ黄色!
マウンテンデューくらい黄色い。
どうやら黄色は塩素の成分みたいなんだよね。やば。

こんなの売るの!?これは向こうの会社の落ち度でしょうさすがに。
なんか嫌な気分だったので、交換という無理は言わないにしても一着だけとは思えないので調べてみてはとか言いたくなって会社に電話したら北の坊が出た。しまった。

ヘラヘラしたやつだった。

「はいはいー」「はいはいー」テンションやや高めにのらりくらり。
あーこういう人か。

怒られたくなくてガードしてるのかな。かわいそう。なんだか人をイラつかせてしまう人っている。そういうタイプかもしれないな。
なんと「まずはご不快な思いをさせたことをお詫びいたします」と言い出したのでこれはまたマニュアル通りの無理パターンだなと思って聞くのをやめた。腹が立っただけだった。

はい。まだまだ気が済んでない。北の坊の態度は会社としては超マイナスイメージ。個人的不買リストに加わりそうだけどそこの服好きなんだよね・・・。

友達に話すと私より怒って「送りつけろ!」「消費者センターに電話!」と一緒になって怒ってくれた。私も「そうだ!頑張る!負けない!」

 

イライラしてたし嫌なことが頭から離れないし怒ったりしてたら疲れちゃった。
ライフゲージが0.5くらいになって点滅し始めた。ウツっぽくなる5秒前。

怒るのやめた。イライラするのも。合わないんだ。
気持ちを取られている時間もライフももったいない。
よし、北の坊に負けない。落として着てやる。

さて。

友達がアスコルビン酸がいいらしいよと調べてくれた。あと熱い湯で洗うのがいいとか。アスコルビン酸はビタミンC。粉末のサプリなんだね。薬局で売ってた。

 

洗濯機に投入して洗濯。もしかして少し減った?でもこれでは着られない。
匂いが上がってくる。
こうなったら実験がてら色々やろう。実験大好き。
熱湯でもみ洗いがいいらしい。

 

熱湯&アスコルビン酸でもみ洗い→すすぎ→脱水
熱湯&アスコルビン酸でつけおき→もみ洗い→脱水→すすぎ→脱水

外干し!

水はだいぶ薄くなってきたがまだ黄色い。繊維に入り込んでる薬品てすごいな。デニムも色落ちしている。色落ち上等。

諸事情で小学校の時に封印したけど元々負けず嫌いです。
大人になったらこういう形で発揮できるんだな。
(意地っ張りなのか粘着質なのか?・・・いいえ、負けず嫌いです!)

やるだけやる前に送りつけたらきっと嫌な気分のままだもの。
友達はその手間をかけるのがムカつく、と。それもまたそうなんだと思う。

 

勢い任せに長くなり失礼しました。

まあ北の坊も窓口ということであまりホイホイ客の言うことも聞いていられないのだろう。そんな小さな会社じゃないので痛くも痒くもないと思うんだけどね。

平和な毎日だから面白かったと思おう。

引退馬の森

YouTubeの関連動画は何を拾ってきてるのかわからないけれど、ゴールドシップという今はもう引退した競走馬の動画がやたら出てきたので見始めた。

いやーすごい。面白いやつ。

お調子者で気分屋で…何より強い馬です。

 

ゴール前の直線、馬は飛んでる。

思いっきり走る動物はなんていうか何かが全開で美しい。
競馬も行ってみたいなあと思うようになりました。

 

そして。YouTubeは何を見せたいのか。

勝つ馬がいるということは負ける馬がいる。引退してもその後名前を聞くことができる馬はごく一部だと思う。第2の馬生、色々なところに行くのだと思うけれどやはり見たくなかったような場所もある。私はそこはどうこう言わない。言ってもどうにもならないし見るのは辛い。甘いと言われても。でもそういう現実がどうしようもなくそこにはあってまずはそれを知ること、それしかなく。

 

 


www.youtube.com

これを見た。

引退馬の保護活動(言い方のニュアンスが違っていたらすみません)をしている人がクラウドファンディングに参加してくれた方にお礼をしています。そしてこれをきっかけに保護団体を立ち上げたので引き続き支援をしていただければ、と言うものです。興味のある人は見ていただければ。

月1800円で活動のお手伝いができます。

 

有料会員になりました。
私は馬となんの接点もないです。かといって馬が嫌いな理由もない。他の動物同様に等しく好きです。機会があれば会いに行ってみたいし。

しかし子供の頃かぷっと噛まれたことがあってそれ以来ちょっと怖い。
馬にしたら「え?そんな泣く?」ていうことだったろうな。
「ちびが来たな、よし構ってやろう」てちょっとカプっとね。

 

ともかく。

何かを決める時って大概はこんなものかもしれない。何にも考えずヒョイと境界線を越える。


パッと決めるか、ずっと決められないか。

「奴は死ぬまで保留する。」というアカギの言葉が思い出される。痺れる。


その社会に参加するかどうかってこと。そこのハードルって何故か高い。

日本は寄附があまり根付かない文化でもあるという。最近はだいぶ変わってきたかも。クラウドファンディングの影響かな。

 

ご飯食べに行っても、最初にパッと決められないと考え始めてしまう。
もし後から誰かにパッと決めたのとずっと迷って決めたもの、どっちがよかった?って聞かれたらきっとどちらを選んでもそれなりに満足したと思う。


考えてみたら1800円に何をぐちゃぐちゃ言うか。

コロナ禍で外食もしなくなったしライブも行かなくなった。全然打撃なし。

 

 

色々悲しかったり腹の立つことはたくさんある。ほぼ無力感しかなくて知るたびにイーッてなること沢山ある。

それに他の生き物を殺さないと生きていけないのは知っている。お魚も豚も牛も食べなければならない。

なんかそこじゃないの。そういうところで話したいのではないの。

 

私は悲しい現実を皆に知らせる役割ではないと思っている。そう言うところに気がつく目を持った人がいて、そこは任せたい。

そして正直そんな動画を直視できるメンタルも持っていない。弱虫だ。

現実を直視しなくちゃ!動物が好きなら強くいなくちゃ!ていうのもわかる。でも目を逸らしていても少しでもハッピーな動画が増えるのを見るためにできることをやるという参加だっていいと思う。

という感じで有料会員になったのだった。

有料会員になっただけではお馬さんに会いにはいけないかもな。スポンサー(?)になる、というのがそういうことなんだろうな。会えなくてもいいし。


ていうぐらいちゃんとシステムを把握してないんだけど。(^◇^;)



お金もきっと喜んでくれる。この使い道。

 

そして、「引退馬の森」の存在を知ったのもゴールドシップのおかげだ。

 

ゴールドシップという馬が名(迷)馬であったから競馬に縁もなかった私が月々1800円を払うことになり私がこういうブログを書いている。」

 

話は戻ってゴルシは均衡の取れた馬だと思う。

それって最近私が思う魂の均衡が取れているものが影響を与えた良い面なのだと思う。

元々持って生まれた命をそのままに生きると(ここが均衡)それが自分勝手だとしても周りに良い影響を与えるように思う。

 

うーんと。何言ってるか省略しすぎかな。

 

なにでもない。

父は電車が嫌いで出かけるのは車移動だった。

私は車酔いが酷くて、出かける前は緊張してお腹をくだすし車に乗れば速攻で気持ち悪くなった。吐けずに目的地についてもずっと気持ち悪くて出かけるのはいつも憂鬱だった。

 

顔を風にあてていると楽だったので助手席になるべく座らせてもらって窓を開けて景色が流れていくのを見続けていた。
一定の風切り音と一定の速さで過ぎ去る景色。

夜は景色も見えなくなり、月だけがずっとついてくるのを見ていた。

風の音しか聞こえない中、どうしてついてくるのかなって静かに思ってた。'

 

あの時、月を見ている時、私はどこにいたのかな。

 

出発地でも目的地でもなにでもない瞬間が連続したところ。そこをパラパラ漫画の登場人物のようにただ移動していた。どこにも属さない場所。切り離されたような場所。ひとりだけの心地よい時間だった。

 

あの時の感覚があるからきっと今でもただ移動するのが好きなのだと思う。

結婚していた時、ただ目的なく首都高をドライブしてもらうのが好きだった。

 

今は自分で運転する。なにもない道をただ運転したい。パラパラ漫画の登場人物のように移動するためだけに簡単な道を運転したい。

 

そんな時を飽き飽きするほど過ごしたら今度は「なにでもなくないどこか」に行きたくなるかな。

 

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月見と月見ハイと夜のメール

昨日は中秋の名月と満月が重なるという珍しい日だったらしい。中秋の名月っていつも満月なんだと思っていた…(^◇^;)


結構長い時間部屋の中から床に転がったりしながらお月見していた。花見より月見はちゃんと見るかも。団子くらいしかないからか。


蝋燭や焚き火の炎を見ているとふうっとリラックスしたりするけど、月の光に晒されていると酔っ払ったようになる。

焚き火の炎、月明かり、雨や水の音、風の音。

そういうものは少し奥にある何かを目覚めさせるのかしれないな。野生かな。

 

夜に書く手紙には注意が必要だ。まあ相手にしてみたら「そ、そうなんだ…」としか言いようがない内容で、でも無碍にもできないから困るだろうな…

 

「そうなんだとしか言いようがないけどまあ言いなよ」と言われたことはある。ありがたい友達。まあそういうことよね。

 

酔っ払ってツイートして失敗してる有名な人と同類か。

 


SNSでも多くの人がそれぞれの月を見ていた。

良いひとときを過ごせたかな。

 

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酔いの一因 GracieAbram。声も曲もかわいい。

https://youtu.be/AiLdDkst1VA

クモ氏との力関係

ちょっと前にイエグモが数匹家の中に入ってきた。ちびっ子含め。

 

虫を捕まえてくれるのでwin-winの関係だ。

なので猫から守ったり距離を保った関係。

 

キッチンでよく鉢合わせする。色々便利なのだろう。向こうもビックリするだろうけど、こちらだってかなり驚く。

 

とは言え向こうのほうが圧倒的に小さいので、申し訳ない気持ちになる。

 

昨日、テーブルでブログを書いていたら、クモ氏いきなりビョン!とテーブルに飛んできた。

 

ぎゃー!

 

虫が苦手な上に予測できない動きには心臓がギュッとなる。

 

絶対仕返しだと思う。

 

謝ってるじゃないか、毎回。

私は毎回見逃しているから弱いやつだと舐められているのでは…

 

win-winの関係じゃないの?私たち…。

 

と、昨日はちょっとぷりぷりしていたけれど、

もしかして「遊ぼうぜウェーイ\(^o^)/」という今でいう陽キャなのでは…

 

ウェイウェイされても困る。

こっちは陰キャだぞ。

1人大好き、猫大好き。犬も好き。

 

ところでクモ氏性別はなんなんだろう。

 

あまり驚かさないでおくれよ。

寿命縮むわ。

 

 

写真はG氏が寄り付かなくなると噂のアロマティカス。鉢が混み合ってきたので根が出たら鉢買って植えようかなあと思ったら根が出ちゃってしょうがない。

無限…

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毎年掘り起こしては埋める

毎年夏になると、サニーデイ・サービスの「愛と笑いの夜」を一度は聴く。

 

20代の後半に人生ベスト5いや、ベスト3くらいには入るんじゃないかという悲しい出来事があった。とても大切な人を失った。

 

その時、私が思いついたのは天気のせいにすることだった。

「太陽が眩しかったから」が殺人の理由になるんだから、全然ありだろう。

 ※異邦人読んでません(^^;;

 

記憶の中はいつも夏だ。

日差しが真っ白でよく見えない。何も考えられないくらい暑い。

 

「あーこんな天気だもの、とち狂うよね。」天気には勝てないもん。仕方ないよね。

 

と自分を納得させるように何度も聞いた。

 

 

しかし思い出してみると、その出来事が起きたのは本当に夏だったのだろうか。

 

きっと自分の思うように記憶は成型されている。

自分が本当に思い出したくないものはきっと封印されていて、

思い出しても死なない程度の悲しみだけで形を整え私は毎年この曲を聴いている。

そうしてなんとなく毎年思い出すたび、また薄らいでいく。

薄くて思い出してちょっと口角が上がるくらいの悲しさになっていく。

 

「サマー・ソルジャー」というタイトルだけに、曲と記憶が混ざって夏の出来事になったのかな。

 

今年はもう秋に入ろうかという時期になってしまった。

(まだ8月下旬に入ったところだけど、もう秋の空に変わってきている。)


傷が癒えてきなということかな。

 

毎年掘り起こしてはまた埋める。
すごく悲しかったけど、大事なものだから手放せない。


また来年聞くのかな。どうだろ。 

 

と、

 

長生きエピソード!!

 

そういうの抜きにしていいアルバムです。本当に本当に。

 


www.youtube.com

海苔巻きのこと

20歳の頃働いていたアルバイト先での話。

 

定時の出社時間はあったんだけれど社員さんが遅くまで仕事をしていてソファで寝ていたりした。入ると薄暗いことが多かったのを覚えている。行ってもやることもないし、環境に甘えて適当に行っていた。(社長には注意されていたけど…)

 

着くとまずキッチンで何か食べていたと思う。

ハマるとしばらく同じものを食べる習性があり、その頃はポンジュースチリトマトヌードルとおにぎりの組み合わせが最強だった。

 

その日は多分気分を変えたかったのか海苔巻きが食べたくてツナ巻きを買ってきた。

 

チリトマトヌードルにお湯を入れ、ツナ巻きを作り(だいたいノリがちぎれる)、さていただきますです。

 

具がない。

 

具が少なすぎて味がないのかと思ったんだけど、全く入っていない。

20年間生きてきて初めてだったと思う。

機械に何かが起きて具が途中から出た可能性もあると思ったけど食べ進めても入っていなかった。

やはりないのか!と一口ごとにちょっと面白くなったと思う。そういうタイプ。

 

具なしおにぎりは塩おむすびだけど、具なしの巻き物は酢飯を海苔で巻いた食べ物だ。

 

す酢飯。

 

す酢飯食べるほど特別酢飯好きじゃないし。

 

誰かと話す話題ができたくらいにしか思わなかったけど、今思えば人の失敗より機械の失敗の方がなんか心配になるわ。

 

ああ。書いていたら会社の中を思い出してきた。外国人向けの住宅で若い頃はなんとも思わなかったけどすごく広かった。

素敵な家だったなあ。

 

 

小田急デパートから。新宿駅西口。と思う。

こんな上から見たことなかったかも。

 

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