時々思い出すこと話がある。
人はこの世界におぎゃーと息を吐いて生まれてきて亡くなる時は吸って死んでいく、という話。
息を引き取る、ていうでしょ？と言われてなるほどと。
壮大な一呼吸だなと思った。
今周りにいる人や同時に生きている人はそうやって一瞬水面にたまたま同じタイミングで顔を出している仲間だったりするのかなと思ったりする。
そうしてみな、それぞれのタイミングでまた息を吸って次の場所は行くために潜っていく。
そういう気分で周りを見渡すと何かしらの親しみを感じたりする。
気分の話。
あたためれば
まだ冬のコートではちょっと暑いかな…という日が続いて、季節にピッタリな服を選ぶのが不得手な私としては暑過ぎたり風邪ひきそうで葛根湯を買ってすぐ飲んだりして家に葛根湯が増えていったりしているこの頃です。(葛根湯を持ち物リストに入れた方がいい気がする…)
首がつくところは冷やしたらダメとよく言われます。首だけでなく、手首や足首。
スースーすると風邪ひきそうなだけではなくて、なんだか不安になります。
調整の失敗を巻く物はカバーしてくれる。
首に巻いていればなんだか安心。
スースーするところはなるべく減らしたい、
手のひらもグーにしておいたものを開くとなんだかスースーする。ちょっと不安になる。だから手を隠したりグーにする。
あたためればだいたい安心。
冬の荷物がゴロゴロしてるのも冬っぽくていい。冬はゴワゴワゴロゴロしてるのがいいのかも。
ダウンでスッキリ！中はティーシャーツだぜ！
みたいなのはナシナシです。
ウール派です。
私の似合わない服ベスト3にダウンジャケットがある。あと、トレンチコートも。ともかく似合わない。もう一つは…
早くゴワゴワゴロゴロしたいです。
そういう不便さには幸福感があります。
今年はバカみたいな襟巻き買ったので早く巻きたい。
巻いて寒ーい！と言いながら歩きたい。
なかなか来ないな、もう11月なのに。
時々
久しぶりに雨。
ここへ越してきて最初に思ったのは雨の音がすること。
時々、鳴り止まない曲がある。
歌詞が自分のことのように思える。
私の中の根っこであるんだと思う。
強烈な自己否定だったり。
一方根拠も何もない楽観性もある。こんなに自己否定してるのに。差がありすぎて自分でも辟易したりするけど。
誰にも多面性があるけれど極端すぎてどちらが自分なのかなと思うけど、バランスをとろうとしているが故のことかもしれない。
悲しい曲だけれど、悲しいものだけが慰められたり救えることはあって、そこからスタートするんだと思う。
なんでもポジティブさを求めるのは暴力的だよね。
Radiohead CREEP
歌詞付きあった。
しかし。ライブ行きたいっすな。
減薬
5日は病院だった。
いつも先生に「そろそろ減薬は…」と提案してもなぜか受け流されていたのだけどなぜか今回に限ってゴーサインが出た。
離婚や姉の入院にも対応できてきた。
長年飲んでいた色んな薬をやめ、最後の一種類。本丸の双極性障害の薬。
今の薬(ラミクタール、ジェネリックでラモトリギン酸)何年飲んだかな。
先生の大胆な減薬でパニック障害みたいになったこともあったけどラミクタールで劇的に安定した。劇的に安定って変な感じするけど。
いきなり1/3にする。最短で1か月後に様子を見てその後は徐々に。
運動で解消できないほどの鬱症状が出たら元に戻す、んだって。
早速色々起きてるけど、テストだと思って頑張る。
字を書いた
字が下手。
ほんと下手。
どこへ出しても恥ずかしい字。
大きさとか向きとかまとまりがあれば上手く見えるよと言われたけどそこが最大の弱点でもある。自分の悪いバランス感覚がそのままあらわれた字だ。あちこち向いてるし大きさもバラバラ。真っ直ぐも書けない。
それが私らしいと言えば言える…と言いたい。
最近手紙を書く機会があった。頭の中にお手本の字を思い浮かべて集中してゆっくり書く。焦って早く書こうとする気持ちを抑えつつ。
めちゃくちゃ時間がかかる。日常的には無理。
そして書き終わり全体を眺めるとやっぱりそんなに上手くはない。
でも楽しかった。文字を書いた！という感じ。
ペン字習いたくなったかも。
普段は思考と手を動かす速度が競争しあっちゃうのでゆっくり描くのは難しいのだけど。
残り一年で何する？
「もしあと一年で人生が終わるとしたら？」
という本がきっとあってその広告が電車にあった。
何しようかな。
私は私が好きな人たちに好きだと言い漏らさないようにしよう。言い回ろう。急に訪ねてごはんでも食べてバイバイ言おう。
あとはオーロラを見る。
そう言われると一年てちょっと長いかも。そんなにしたいことがない。好きな人に好きって言ってもきっとたくさん時間が余る。
死ぬほど酔い止め持って大きなフェリーでずっと海の上を移動する。途中ではきっとトビウオとかイルカに出会える。昼は海だけを見て夜はたくさん星を見る。
母が60歳(70歳だったかも)を過ぎるまでは長生きしなくてもいいと思っていたけど、そのあとはもっと生きたいと思うようになったと言っていた。私もそう思うかな。
自分が大事しているものに気づきながら人生終えていくのは最後っぽくて良い。
