何かを掴んでいると自分が苦しい。
掴む=こだわるとか執着してるとかそんなことかな。
それをうまく書けるかなとずっと思っていた。
まるで首がしめられてるみたい。
とても大切で大好きなものでもやっぱり掴み続けていると苦しくなってくる。
怒ったり悲しんだりしているものも多分自分では分かってないけど大切なんだろう。そうじゃなかったら掴むことはない。
身動きが取れない。掴んでいるのは自分なのに掴まれているみたい。
多分中心がそこになっているからその中心が動けば私もそれに合わせて動く。
手を離したら手がスースーしそうでこわい。
掴んでいる手を離したら無重力状態みたいにくるくると回って不安定になった。
でもそのうち自分の重力で安定した。自分の呼吸で動き出す。
ただ空間に静かに浮かんで自分の軌道を描き始める。
真ん中にはちゃんと重力がある。
私たちは星みたいに完璧なシステムがそもそもあって、重力や引力があって微生物とかそういう生き物を含んで存在している。
とーーーーっても大きなシステムの中の小さなシステム。
とーーーーっても大きなシステムを構成する小さな必要なシステム。
全ては似たようなことからできてる、相似形。
掴んでいた手を離して星であることを許される宇宙があるからね。
そして超新星爆発に向かって行くようにぎゅっとなっていきたいものです。