(くだをまく)男が服を着替えたら。

「くだをまく」の語源は「機織り機の音」なんだそうだ。「くだ(管)」は、機織り機で糸を紡ぐ際に使う軸で、糸繰車(いとくりぐるま)にこの軸を指して巻くと、単調な音がする。

このトーンを酔っぱらいの人が話す口調に例えたものらしい。

 

さんざんブログに書こうとして下書きが終わらないことに母が脳梗塞をおこした、ということがある。

父は不安になり反省らしきものもし、本人なりにかなり努力をしている。でも結局母を責めたりすることに変わりはないのだとわかった。酒を飲んでくだをまく質が。

 

母が自分の思うことは言わず自分は気づかない男だから何もわからない、頼まれればやるのに頼まない、姉のことも母が決めたことだから自分は口出しできない。

自分は悪くないと結局は母を責めている。それじゃ言えないよね。私が行くと毎回言う。週3回。

反省しているようで自己弁護。どこまでも自分本位。怒鳴り散らさないだけ数ミリマシになった程度だ。でも内容を変えたと言うことはわかってやってんじゃね?

自分本位が服を着替えたようなものか。

最大のストレス要因が一番身近にいる。同じ屋根の下と隣にいる。

 

今回のことで最後は夫婦の、パートナーの問題なのだと思った。子どもにできることはほぼない。物理的な手伝いぐらい。どんなに頑張っても夫には叶わない。私が来ないければ父と姉が母を手伝うかといえばそういう人たちではないし、私がいない時に父の自己弁護劇場が開かれない保証もない。

しらふの時に話してもネタを増やすだけだろな。くだをまく人を悪化させないしかやれることがない。父の努力を肯定するしか。

2人で築いてきた関係とは言え命に影響があることに母にも原因があるとはとても言えない。

 

何すりゃいいんだろうな。何が母の心を少しでも穏やかにできるのか。

と、朝から私がストレスためてどうする。

これもくだをまいてるようなもんか。しらふで。

 

やさしいものでも食べるかなー。

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ブルーナさんみたいにやさしくなりたい。