実家に行くと夕飯の支度を手伝う。母の病気があってから向こうで食べるようになりますます家でごはんを作らなくなっている。
ふと私は家で普段何を食べてるんだろうと思った。何食べてるんだっけ。記憶がないのはまずい気がする。
今日は雪で車の運転も怖いということを言い訳に休んで、携帯のあれやこれやして機種変もして、という日にした。
冷蔵庫にある食材への罪悪感で病んでいたけど、そもそもキッチンは料理作れる状態じゃない。
が、あれこれして(物を移動させたりとか…)タラのクリームスープを作った。
タラのスープは好き。生クリームを買ってあったので今回はクリームスープにした。
料理は苦手だし好きとは言えない。食べたもので自分の体はできているなんて言われてもだからなんだと思っちゃう。自分の体を大事に思えないのはそろそろ本当にやめたいこと。
でも動的平衡の福岡伸一さんが食べたものは出ていかなくて体のいたるところに留まってると言っていたのを聞いてどうせなら今日はタラやきのこやブロッコリーが私の内側に粒々となって散らばってとどまって行くようにと思った。
頭のいい人の話はわかりやすい。
誰かに食べてもらうのは考えたくないけどそんなにまずくなかった。色々やらなければ多分そんなにまずくはならないのだ。材料の時点で美味しくないものはあまりない。