家族に関する話題は自分の為にも順を追ってあげていきたいのだけど出せるものからになるとそれも前後したりする。
母の脳梗塞から実家との距離が近くなりなんとなくその場にいるのは慣れて来ているけれど、やはり父と長く話すのは難しい。疲労感が強くなる。
新型云々の感染者数もすごい勢いで伸びて来てテレビは一日中関連ニュースを流す。もし何かあった時のためどうするか決めた方がいいと言っていたらしく父が決めようと言ってきた。私はひとりだしいざとなって入院も出来なかったらどうするのかということらしい。
実家に来て元々の家の使ってないところで寝ていたらいいと父が言ってきた。
まず実家まで行くの大変だよ…車で1時間以上かかるよ父ちゃん。それに姉と甥が嫌がる。父が使っていたらいいという部屋はボロボロで衛生状態も良くないしエアコンもないよ父ちゃん。気持ちはありがたい、が非現実的だよ。
「川の向こうに友達が住んでるからいざとなったら玄関先に物資を置いて行ってもらうよ、そして色々買い置きするよ、それでも何かあったらお願いします、何か考えてもおくね、ありがとう。」と伝えた。嘘ではない。すぐの川向こうじゃないけど。
そして、ぐったり。疲労感。
昨日は酒を飲んだ父といる時間が長かった。母との会話で変な方向に行きそうになるのを気をつけながらだったから余計疲れた。機嫌がいい時ですら母への言葉はひどい。私が長時間いたのも要因の一つなのではないかな。不機嫌との境目を綱渡りのように歩く。勝手に感情が行き過ぎ善意や好意が反転する。
家族の一員、みたいなことされるのはこわい。
その何が怖いのかはなかなか言語化できないけど。姉と甥と私含め5人で鰻を食べに行こうと言われた時も嘘をついて断った。以前はそういう時は夫に何かしらのヘルプを出せたかもしれない。まああまりいなかったからあくまで願望だけど。
私から間合いをとりながら近づくことはできるようになったけど向こうから来られるのはやっぱこわい。それはこれから先も変わるかどうかはわからない。
あくまで自分に決定権があって、自分が自分の主導権を握っておくことが大事。
ポートレートモードで撮られるあんトースト。