今自分の周りにいない人は存在するんだろうか。と思う。
ラインやメールを送っても返ってこなかったりすると、元々いないひとなんじゃないか。
私が働きかけた人やものはその都度作られて私の世界に現れて用事が終わればまた消えていく。
なんていう世界を思わないでもない。
友達とバイバイして、角を曲がったらその子はいなくなるんじゃないか、わたしが見てる世界、思う世界しかないんじゃないか、なんていう世界を思わないではない子どもだった。傲慢で面白くてちょっとかわいそうな妄想。
おとなになってそんなこともあまり思わなくなっていたけれど。
話は少し違うけど、いつ誰が私の世界からいなくなってしまってもおかしくない、と言う気持ちがしみついている。
何気ないやり取りの中で「また次でいいかな」と思っていたことは次は伝えられないかもしれない。
つまりはこの世からいなくなってしまうってこと。
だから気持ちはなるべく伝えてきたし、なるべく後悔ないように接している。
相手だけじゃない、自分ももちろんそう。私不死身じゃないし。
もしかしたら最後に会うかもって。
美味しいものが食べられなかった、行きたいところに行けなかった、それはそんなに大したことじゃない(私個人としては)。
世界的な感染症が流行って、まさかの遠くない大国が戦争を始めて、朝いってらっしゃいをした人にもう2度と逢えないもしれない。
ありがとうもごめんなさいも言えないかもしれない。
(ふと思ったけどどちらが言えなかったのが心残りかと言えば両方だから両方は同じような意味を持つかもな。)
おいといて。
ほんとに。
だから好きな人には好きと言うし、もし大事な人がいて触れておけば良かったと思ったら触れた方がいいよと思う。
その人の体も体温も匂いも、2度と現れない。
その人に2度と会えないなら自分ならどんな言葉をかけるだろう。
ていうことを考えて生きてるのってあんまりよくないのかなぁって思う。後悔することを怖れすぎてるなって。
もっと安心して、またいつでも会えると思っていたと愕然として生きる方が今を安らかに生きられてるのかもしれない。
イヤな言い方したいとかじゃなくて自分のこの考え方自体がイヤだなと思う。後悔するかもと思って生きるのはいつを生きてるのかな…。
ちゃんとバイバイが言えなかったっていうのは本当に後悔が残るから。
でもその方がその人のこと忘れなかったりするのかもね。
今年も大好きな白木蓮が咲いた✨✨
そしてもう散った( i _ i )
一瞬なんだよね…