結局ショボいマン

中学生の時はひとりで生きて行く!と、本気で思ってた。高校行かないでお仕事探して家を出ようとしていた。3年の時の担任の先生にバレて先生大慌て。「家の人知ってるのか!?」と言われて知るわけないよね。

ということで小さな騒ぎになった。

 

結局特別推薦枠でよっぽどやらかさないと合格すると言われたK込高校に入った。そしてその時の友達は今でも続いてる友達。

高校1年生からずっと続いている友達に「ひとりで生きていく」とガチガチに言っていたらしい。実家大荒れの日々、無理もないと自己弁護しておく。

結局親の世話になっている。しかも結構楽しい高校生活を送ってた。(-。-;

19歳だったか20歳だった時のアルバイト先の勤務時間帯が父には気に入らず親の言うことが聞かないなら出ていけと言われて素直に出た。素直ないい子だ。

 

風呂なしアパート。隣の人のくしゃみが天袋から聞こえて来る。

 

そこではあまりにもということで引っ越した。

取り壊しにもなるし。次の家の敷金礼金は親にお金を出してもらった。

結局ショボいマンだ。

 

強くなりたいと思って色々考える。少しでも良く生きたいって。でも途中が抜けてる。

 

母の様子が変でザワザワしている。

大人になって、色々冷静に受け止められる、母を支えていける。そう思っていたけどやっぱりショボいマン。ひとりでなんて全然だ。

きっと実技を積み重ねるしかない。間を埋めるのはきっと行動しかないんだろうな。

一生きっとショボいんだろう。

 

書き直しなし。

ふすまの向こうの。

真っ暗で寝たい人、豆球で寝たい人、フルで電気つけたまま寝たい人…寝方それぞれ。

小学校の時、友達の家に泊まりに行った時に初めて雨戸というものを経験して全くの暗闇に怖くて寝られなかった記憶がある(子どもなのでそのうち寝た)。

 

私は電気の引っ張るスイッチに紐をつけて布団に入ってから引っ張って豆球を消して寝た。うちはドアはなくてどの部屋も襖でテレビの部屋を三方で囲むような作りだったので大人が起きている時間はうっすら明るくテレビの音が漏れ聞こえていた。

人がいるという安心感があった。

 

今では雨戸があるので真っ暗でも寝られるようになったけど、時々うっすら廊下の電気が見えるようにしてYouTubeのお気に入りのゲーム配信をつけたまま寝る(何時間もやるので寝付きが悪い時でも途中で切れる心配がない)。

配信の音は大きすぎてもうるさいし、小さすぎても何言ってるか分からなくて気になって寝られない。最適な音量がある。

寝方ってちょっとでも気持ちよくしたいからその時々でのフィット感を探って追求したりする。

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谷川さん

谷川俊太郎さんの詩をまた読もうと思ったら本がない。どこいったんだろ。捨て名人の母が捨てたのかな。さよならついでに元の家においてきたのかな。それとも売ってしまったのかしら。もう読まないと思って。

また読む事に決めたので丸の内の丸善に。3冊買ってその足でオアゾの1階にあるスタバに。

本を開くとドキドキが止まらない。

待ってたよー!って感じ。…私は待ってたの?

 

谷川さんの宇宙を体験する。

とある感覚、鼻の奥に匂いのような感覚が広がる。そこから胸に広がるような。

自分の中にある言葉になっていない感覚に言葉が与えられる。子供が言葉を覚えるような。物には名前があると知るような。

そして新たな言葉は新たな種を蒔いてくれる。

 

谷川さんの詩はちょっとだけ奥へとぐいっと引っ張ってくれる。意志に反した勢いで勝手に走る電動自転車みたいに。あれは怖い。制御不能

そうやってちょっと奥、ちょっと奥、を続けていくのだな。谷川さんでなくてもそうやって進んでいく。進んでいった奥には何があるんだろう。

 

奥は奥と言いつつ未来なんだろうか。

 

それはひたすら刺激的で。心配になるくらい。

 

谷川さんの言葉はわたしの世界を言葉で覆い尽くそうとする。言葉では覆えない物はある、と言うことも含めて。

 

ふー。

装丁ってシビれる。

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わたしの宇宙

自分の世界は自分が決めていて、自分が見たいように見ている。あの人は意地悪だ、猫は気まぐれだ、みかんは黄色い、信号は赤青黄。

それはその人がそう思っている。その人は優しい人で、猫は慎重で、みかんはオレンジ色、信号は赤緑黄かもしれない。

もうそこで微妙に重なり合わない世界が存在している。

 

自分で決めた決まり事、法則を持つ世界、宇宙の中心にいる。誰もがそうして同じ場所にいるのにうっすらと違う宇宙にいる。レイヤーのような感じなのかなあ。

周りに自分の決め事の景色や物を配置してその中で見て感じて判断している。

 

相手は違う宇宙に生きる宇宙人で異星人同士の友好的な交流だったり敵対的宇宙人だったり。

 

するかもね。

 

 

 

 

新しいこと。

新しいことは苦手。変化も苦手。遠足も苦手。旅行も苦手。
苦手=「怖い」と「不安」かもしれない。

遠足は前日行きたくなくて仕方ない。できたら具合悪くなってくれ!
が、健康なんだなこれが。お腹が痛くなるくらいだ。

子供の頃からストレスがあるとお腹にくる子だった。(そういえば、バス遠足でお腹が痛くなって普通のお宅でトイレを借りたことがあったな…。いきなり先生と一緒にピンポンして…コンビニなんかない頃です。思えばその頃からいい人いっぱいだった。(回想中))

 

目的地についてしまえば楽しい。旅行も行ってしまえばめちゃ楽しい。


何が怖いんだろう。自分の中に目を向けると曇ってしまう。ただ胸のザワザワが止まらない。

 

予感じゃない。今までも悲惨なことは起きたことはない。これからも多分起きないだろう。何かあった時のための準備?それも違う。

絶対的安全地帯があって、そこを出る時に起きるのかも。そんな感じがする。

 

明日からまた心理セラピーの勉強が始まる。同じ先生、同じ仲間…同じ顔ぶれに会場も同じ。

なのに怖い。ざわざわが止まらない。

7月に一度終わって、3ヶ月しか間があいてないのに。違うことなんてほとんど無いのに。(汗)

最初の最初はセラピーの勉強をして困ってる人の役に立てたらと思って始めた。自分の経験が少しでも誰かの役に立てたら。でも時間が経つにつれそれがやりたいのかよくわからなくなった。

自分の事に関われるようになってきたから。それもこの講座を受けたからのこと。

(ということで自分の役には立ってしまったんだが。)

 

よくわからなくなったのに続けるのか。続ける理由は…。

色々な選択肢をまだ残したいというあがきなのか。(あがきは足掻きって書くのね。なるほど。)いやいや、そんな半端な気持ちでできることではない。

いま月に一度セッション(カウンセリング、だと思ってもらうと分かりやすいかな)を受けている。なので月2で受けているようなものだ。(グループセラピー的なところは絶対あると思う)

 

何故続けるのか。私みたいなのには必要だからだ。

 

今全体的に変化の時だと思っている。

というか講座やセッションを受け始めて動き始めた。

 

変化の時には色んなことが起きる。そんな時は先生は呪文やコツやヒントをくれる。変化の流れで溺れそうになるとボートに乗って現れて指示をくれる。ブイに捕まってオリジナルのスポーツドリンクをくれる。そして休憩したらまた泳ぎ始める。

そのブレンドは秘密だ。笑

自分だけのブレンドだから他の人には効果が薄い。

 

と、前日の夜に思うのでした。

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(私なりの呪文は小島よしおの「だいじょぶだいじょぶー」だ。笑)

でもこれは急場凌ぎ。

 

戸川さんで純ちゃん

通勤で急にVampilliaの「ライラック」が聴きたくなってしばらくループさせていた。
演奏がVampillia戸川純が歌っている。ツアーを一時期一緒に回っていたんだと記憶している。Vampilliaの演奏でアルバムも出してる。

 

わたしが鳴こうホトトギス https://www.amazon.co.jp/dp/B01M9ALFTA/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_VMN2SCX0G1V95QM4CWNP?_encoding=UTF8&psc=1)

ruinsの吉田達也がドラムを叩いている時もあったりして・・・眼福。\(//∇//)\

作詞は真部脩一氏(相対性理論、集団行動、とにかく色々やってる人)。作曲は純ちゃんなのかVampilliaなのか一緒に作ったか。

詞・曲ともにこんなに好きな曲はない!(あるけど・・・)

帰ってFacebookを見ていたら川崎のクラブチッタで純ちゃんのライブのお知らせが。これは…

純ちゃんは私の世代では純ちゃんなんだけどその時Vampilliaのメンバーや若い子達には「戸川さん」と呼ばれ大事にされていた。

怪我をして以来、鎮痛剤を打ちながらライブをするという見ていると痛々しくて苦しくなるけれどこれしかできない人なんだなとは思う。

 

純ちゃんの生き様、しぶとさや執着とも言えるような強い生命力は真正面から向き合いたくなる。向き合わなければいけないような気がしてくる。

なくなる時はあんなにあっけないのにこのしぶとさもまた命。抜こうとしても抜けない。根を生やし大地から離れない命。


人間の業というものを見せつけられる。苦しくて眩しい。

 


www.youtube.com

 

Lilac bombs 戸川純
Featuring [Bombs] – 戸川 純
Lyrics By – 真部脩一
Mixed By – Ayaka Toki

“lilac” is released by Vampillia and included in the album the divine move as track #1 and #9.

リラの花咲くジャルダンで
朝の香りを胸にして
ガラスの螺旋階段へ
ふわりふわりと踏み出せば

空の梯子の上の上
みるみる街は遠ざかる
雲のそびえる屋根の上
リュックサックを紐といて
これは昔、学研の付録に付いてただけの
折り畳みの双眼鏡 倍率8.4倍の
見える 見えるよ
わかる わかるよ
サハラ横切るキャラバンの
しゃらり聞こえる鈴の音
駅を背にしたパリジャンが
目抜通りを走り去る
それでつまり絶景と暮らしのいいとこだけを
取り集めて楽天のブログに書いたりしたの
君はどこで待ってんの
苦楽をしょって笑ってるの
旅立ったその先で気持ちのいいことしよう
ララララ、ララララ

 

 

よくできました。

母の誕生日、ドライヤーのプレゼントもバシッときまった。

 

よしよし。

 

母と写真を撮ろうと言ったんだけど、すごく緊張した。緊張したけど嬉しかった。

 

なんかこういう距離あまりなかったからなー。

プレゼント持って撮った方が良かったな…

すっかりわたわたしてしまい。

 

誕生日のカードも喜んでくれたし。

良かった。

 

わたしもよかった。