嫌いなものを言ってみてくださいとカウンセリングで聞かれた。
全然出てこない。
嫌いなものがないわけないのに。
怖いものならある。
でも嫌いなものがあるのは悪いことだと思っていたかもしれない。
嫌いなものがわかると好きなものがもっとギュッとくっきりなる、みたいで先生にそう聞かれたのだと思う。
そっか。
嫌いなものは嫌いで一度認めていいんじゃないですかね。と言われた。
いやなこと、辛いこと、嫌いなことをきっとなかったみたいなことにしてやってきたのかもしれなくてそういう対処の仕方じゃなくて、嫌いなものも存在していい。ただし私はそれを嫌いでいい。
そういうことなのかな。