おわりがないというのは怖いことだという思いがある。
だけどそれはあまり所謂健全な考え方の感じがしない、というかそう思う人には心配かけてしまうかもしれない。だからあまり人に言うものではないとも思っていた。
けれどもやっぱり落ち着く。
終わりがあるのだと思うと安らぐ。
全てに終わりがあって終わりとはすべてハッピーエンドだ。
辛いストーリーなら終わってよかったね、で幸せなストーリーならめでたしめでたし、だし。
今がただ続いて行くだけと思ってしまうと絶望感でいっぱいになる。視点が定まらなくなる。
だからその日を楽しみに今を見て生きていく。生かされるままに生きていく。
今不幸なのかと言われそうだけど不幸から逃げたいわけじゃないし、不幸じゃない。無理矢理終わらせたいわけでもない。
不幸だったことなんてきっとなかったのだと思う。
不幸とかそうじゃないを取っ払った今を正面から見つめて終わりを楽しみに今をガン見していく。今とがっぷり四つ、ひたすら今と踊る。言い方は何でもいい。