タイトルで終わっちゃいそうなんだけど。
実家が嵐だった頃、常に何か起きたらこうしよう、って準備していた。
父が怒り出したら。姉が暴言を吐いて来たら。
そしてファイティングポーズを取り続けていると、不思議とそういうことは起きなかった。そういう騒ぎは不意にやって来ていた。
ファイティングポーズをとる癖がついてしまい、つい最近までやっていた。
でも最近はしてない。
まあもうそういう事はあまり起きなくなったのだけど、姉が何を言って来ても父が大騒ぎしてもそれは当人たちの問題なことがほとんどなことがわかったから。
基本その身構えじゃなく、心構えをしておけばいいのだ。「そうなんだなと眺め、必要になればその場を離れればいい。」
私には割と関係なかったのだ。
ずっと身構えていなくても、もう大丈夫。
何かが起こる前に準備をしていても、多分ほぼそれは起こらない。経験上そうだった。
その準備のスペースには楽しくてハッピーなものがあればいい。楽しくハッピーなもので土台を丈夫にしておく。
そうなんだと眺め、離れる体力をつける。
悲しいお話やつらいニュースは今は極力目にしない。それについては色々な意見はあると思うけど。
まあ、意見は常に色々ある。諸説ある。
悲しいことが起きても大丈夫なようにそっちばかり見ていたら、ふっとやってくる超絶嬉しいことが横を通り過ぎちゃうかもしれないよ、と思います。悲しい事は起きるかもしれないけど、嬉しいことを大きくしていきたいから。
とおくに海を見る。